助監督、小勝負です
助監督三人娘その2小勝負です!普段は広島市立大学で油絵を描いてます。映画制作なんて全く素人でした!撮影期間中はスケジュール管理からカチンコ打ちまで
色々やらせていただきました。
先日出来上がった映画を見て涙してしまいました!号泣!映画はほんと不思議です。
この映画は今年3月1ヶ月間の集中撮影だったのですが、その期間、監督やスタッフ、キャスト、全く同顔ぶれで一緒にいて、昼夜の区別なく物理的にも精神的にも家族よりもっと深い所で密着して。でもそれは一つのシナリオのための集まりで、クランクアップするとぱっと解散しちゃうんですよね。
だけど後にこうしてその日々の残像としての映像が残る!試写を見た時、一つ一つのシーンにその日々を追体験できました。
…ちょっと語ってしまいましたが…話題を変えて…私が一番記憶に濃い撮影と言えばやっぱり映画のクライマックス!大雨の中456人のエキストラと90人のスタッフがみんなびしょ濡れで頑張ったんです!
あの時食べた味噌煮込みうどんの美味しかったこと!いろんな方に感謝です☆
必見!!『横川サスペンス』是非ご覧下さい!!
■日本語字幕付き上映■
難聴や聴覚障害の方にも楽しんでいただけるように日本語字幕付き上映を行うことが決定しました。
上映回は
9月10日(土)11:00スタート
11日(日)11:00スタート
■きっかけ■
この事を提案したのは神酒監督のお父さんでした。神酒監督の祖父が難聴であったことから、神酒監督の祖父や更にはもっと多くの方に映画を楽しんでもらいたいと言う想いから、字幕付き上映を行うこととなりました。
監督補助の磯田です
監督補助の磯田です
茨城からはるばる広島へ手伝いに馳せ参じました磯田です。
普段は筑波大の芸術専門学群の構成専攻で作品を創っております。
θ-projectの方々との出会いは3年前で、それ以来たまに作品のお手伝いをさせていただいているのですが、映画のスタッフをやらせていただくのは今回が初めてでした。
撮影現場は、神酒監督のおかげで緊張感でいっぱいでした。私は思いました「あぁ、こりゃへまできんな・・」と。時には恐かったですが、キャストのみなさんもスタッフも集中力を高めて撮影に臨むことができました。
横サスのおかげで、たくさんの貴重な体験をさせていただきました。そしてたくさんの素敵な方々に出会うことができました。そして横川のおいしいものもたくさん食べれました♪
撮影期間の間、撮影に快く協力してくださった町のみなさん、本当にありがとうございました!
「横川サスペンス」いよいよ公開ですね!興奮しますね!この映画を1人でも多くの人に見ていただきたいと思います!
助監督、宮宇地です
助監督三人娘が一人、宮宇地香織です。
普段は広島市立大学にて映像などの勉強をしております!
今回は縁あって「横川サスペンス」の助監督をやらせていただきました。
撮影期間中は、本当に様々な事をやりましたが、印象深いのはオタフクさんへお好み焼きの撮影に行った時のことです。映画内で使うお好み焼きの映像を撮りに行ったのですが、
本日のキャスト=お好み焼き(笑)
しかし本番、監督も照明さんも音声さんも、意識は全てお好み焼き一点に集中…!
…ちょっと微笑ましい光景なのでした。
そしてそのお好み焼きの美味なこと!さすが本場広島!!ありがとう広島!
初めての撮影現場、初めての助監督という環境にとまどいながらも、優しい方々の間で楽しく撮影も進み、多くのことを勉強させていただきました!
映画の方、ストーリーはもちろんの事、人数の関係でエキストラに回されたスタッフも発見しつつ(笑)楽しんでいただけたらと思います!
公開も間近!どうぞお楽しみに!
フラワーフェスティバル
今年の5月3日に行われたフラワーフェスティバルにて、横川サスペンスの宣伝を兼ねてパレードした時の写真です!
ダンスしながら練り歩き!!熱かった!そして暑かったです!
前売り券取り扱い店
これまで西区限定(横川シネマ)で販売していた前売り券が、ついに他区でも購入可能となりました。
新取り扱い店は、安佐南区中筋(アストラム中筋駅徒歩3分)最近リニューアルしたばかりの、超かわいい雑貨屋さん「zakka bois bois(ザッカ ボワボワ)」です。
中区といかずに安佐南区というのがミソです。
プロデューサーの沖野です
今日から書き手はキャストからスタッフに切り替わりまして、プロデューサーの沖野と申します。
神酒監督とは大学時代からの知り合いで、飲み友達です。学生時代に一度だけ監督の作品に出してもらった事があるのですが、それを除けば、この横サスが初めて彼との仕事になりました。
スタッフ、キャストの方々をほとんど知らない状態で広島入り。準備段階の途中からの参加に不安だらけだったのを覚えています。しかし、撮影準備を進める中、彼らの真剣さ、初めて映画作りに参加したとは思えない姿が僕の不安を打ち消してくれた事は言うまでもありません。
僕はこの映画に参加する上で一番こうしたいと思った事が一つだけありました。スタッフ、キャストが気持ち良く働ける現場にしたい、その事だけでした。映画は皆の力があって初めて完成するものであり、現場の雰囲気がスクリーンにも出ると思っているからです。(幸いにも、皆に素晴らしい仕事をしてもらったので、僕が望む望まず関係なく、気持ちのいい現場になりましたが。)
この映画をご覧頂く皆さんには、作品を楽しんで頂くと共に、きっと現場の雰囲気の良さも感じて頂けると信じています。
最後に、スタッフ、キャストの皆さん、撮影スケジュールのミスが多々ありましたが、それは僕の仕業です。この場を借りて謝っておきます。
【横川サスペンス】パネル展開催☆
【横川サスペンス】パネル展が広島パセーラ2F「カフェと手しごと展(produced by hub)」にて開催されております。
今回は、総額○百万円(!?)かかってるだろう、音響設備の中で【横サス】の予告編を上映させて頂いてます。臨場感たっぷりの音と映像を体験できる事、間違いなし!
パセーラにお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ。お店自体も凄くオシャレで、レア商品満載でございます。お店の名前そのままに、そこではカフェも楽しめます。是非、一度お越し下さい!
【横川サスペンス】パネル展
場所 広島パセーラ2F「カフェと手しごと展」
日時 2005年 8/18(木)〜8/27(土)(パセーラの利用時間に準ずる)
hubホームページ
http://www.hubweb.jp
TVディレクター役の浅原です
TVディレクター役をやらせていただきました、θ-projectメンバーであり、アングライベント「詩を詠む会」の代表であり、こども造形教室「アトリエぱお」講師でもある、浅原裕貴と申します。
私が神酒監督と出会ったのは9年前。
広島市立大学映画研究会、私が部長で奴が新入生。そのころの監督は今よりも老けていて、まだヨン様とは呼ばれてませんでした。
学生時代は私の映画の撮影や編集を手伝ってもらったり、彼の映画に脚本や役者で協力したりしてました。
卒業後は、あまり組むことがなかったのですが、この冬に中国新聞春のCM制作で数年ぶりに組みました。(このCMは監督、主演、衣裳、ヘア&メイクが全て横川サスペンスと同じという、まるで映画の予行練習のような作品でした。ちなみに私は脚本、助監督を担当)
はじめは久しぶりのためぎこちなかったのが、だんだんとアイコンタクト(お互いのメガネとメガネを通してるので、正確にはレンズコンタクト。)で動けるようになっていったのを覚えています。
この時は、数人の少数チームで撮影しましたが、今回はスタッフ、キャストあわせて20-30人(最多事は300人を超える大所帯。)学生時代の数人の現場とは比べものになりません。いやが上にも緊張は高まります。
この映画の現場では、監督とはほとんど会話はしませんでした。演出の注文もほとんどありませんでした。なぜって、顔見たら何を求めてるかだいたいわかるし、監督も俺が何をしでかすかはだいたいわかってるからです。わかった上で放し飼いにしてもらってました。おかげで、やりたい放題やらせてもらいました。
学生時代から、どう映ってるかは問題ではなく、いかに監督はじめ現場の人間を笑わせるか、だけを考えて演技してました。だって、それを切り取るのは監督だから。
なので、やりたい放題やっちゃいました。
ともかく、学生時代の仲間と大きなプレッシャーを背負いながらの撮影は、感慨深いものがありました。
それは、規模やまわりの状況は大きくなったけど、俺と神酒の関係はなにも変わってなくて、まだ一緒に走り続けていられたこと。
10年後には、もっと大きな土俵で(ハリウッドなのか東映なのかミラマックスなのかはわからんけど)また手合せしたいもんです。そのためには精進せんとね。
激似
ディレクターと医者が激似ということが判明!!
唐丸太丸
チリの父親、唐丸太丸役の野中喜雄です。
太丸は長いセリフが多く、おまけに容疑者の父親ということだから、どうも楽しい芝居がない。
黙々とセリフを覚えている横で、オヤジたちが楽しそうにセリフの読み合わせをしているのが、本当に羨ましかった。
次回は、明るい役を下さい・・・かんとく!
役柄で嬉しかったのは、お好み焼屋という設定。
元々広島の人間ではない私が、お好み焼屋のオヤジ役というのは、なんとも光栄は話・・・かなり練習しました。
が、人に食べてもらえる程には、上達できませんでした。
お好み焼き、奥が深いぜ!!
しかし、なんと言っても公開オーディションは、ドキドキしました。
日頃、テレビ・ラジオなどに出たり、作ったりしているものですから、落ちるわけにはいかない。
しかし、顔ぶれを見ると味わい深いオヤジばかり・・・
合格通知の電話は本当に嬉しく、その晩は祝杯をあげて・・・まあ飲み過ぎました。
参加の動機は、横川の町への恩返しに・・・
日頃、めし食ったり酒飲んだりしている町の一大事、お役に立てればと思った次第です。
さあ、りっぱにお役に立てたかどうか、どうぞご覧下さい。
木都ジョントーマス真奈夫
横川商店街で写真店を営むオヤジ、木都ジョントーマス真奈夫役の松井修です。
カメラアイとでも言いましょうか・・・鋭い目つきで見詰めるコワソーなオヤジ。殺人?事件発生で現場に駆けつけたテレビの取材陣を足止めさせてしまうコワものです。
そもそも映画・テレビニュースづくりのプロだった私は、神酒監督ら若い製作スタッフらの後押し役を買って出て映画を成功させようとしたつもりがオヤジキャストに回ってしまったもの。
オヤジキャラまるだしの根宇、目光、木都の三人がそろえば製作現場は最高潮。冬場の夜中の商店街のロケ現場は若者とオヤジたちの熱気でいっぱいで、完成度の高い作品に仕上がりましたよ。
「かよこバス」を造った横川商店街の面々の心意気に惚れた新鋭神酒大亮監督が後輩の広島市立大生らのスタッフと共に手弁当で作ったものです。
オヤジたちのロマンと商店街を取り巻く人たちの人間性を心豊かに描いた映画です。
さてあなたもご覧になってはいかがですか。きっとスッキリすると思いますよ。
医師役の河野寛です
ど〜も〜!医師役の河野寛(劇団Hamachi主義)です。
いやあ〜、参加できて良かった。楽しい時間でした。
といっても、僕はかな〜り孤独な役回りだったんですがね。ハハ
ほ〜んとワクワクしましたよ〜。
僕の場合は、以前某ダンスデモライブの打ち上げで語り合ったタカハラ氏に電話で「監督に合って」と誘われて、雪の残る山小屋(山みたいだな)に出かけ、そこに現れたのは長嶋ではなく神酒監督だった。
シータの神酒監督は数年前から注目していたので、ナイスtoミーチューでした。
医師役っていうのも、親戚に医者が多いので、何だか縁を感じましたし。
あ、僕も親も兄弟も嫁さんも子ども(晏くん1歳)も医者ではないんですがね。
あ、晏は「あん」と読みます。え〜と、晏くんは最近「アンパンマン」がうまく言えるようになりまして
(中略)
寒〜い日の冷た〜い床の数時間は体が固まるかと思いましたが、貼るカイロの行列とスタッフの心遣いがと〜っても温かかった。カンドーした!
”映画の撮影”は、”舞台”と違って同じシーンを何度も繰り返したり、時間の流れが行ったり来たりするので、戸惑いもありましたが、新しい発見がありましたぜ!ボス!
で、感覚がつかめた頃にはクランクア〜ップ!ありゃりゃ〜。今度また使ってね。
演劇界でも何故かワンポイントでのおいしい役回りが多いんですが、今回も...
皆さん!映画は最後の最後までキッチリ観届けましょうね。
さて、我等が劇団Hamachi主義も12月に2年ぶりの公演(10周年記念!)をうちますので、こちらも頭の片隅に...。ではでは!
イベントニュース!!
舞台挨拶情報やおまけイベント、果てはオールナイト企画まで只今企画進行中です!!近々情報アップしますのでお楽しみに!!
■9月15日21時広島市立大映研上映会!!■
9月15日の夜21時からは「横川サスペンス」の上映を変更して無料上映会が開催されます!!
●広島市立大学映画研究会上映会
●イベントタイトル「Project "Re:DIAL"」
○9月15日
○20:40会場/21:00上映
○入場無料
○上映時間約75分
○9本の短篇作品
○一つの赤い公衆電話を共通項とした個性ある作品群です。
横川サスペンスのスタッフの多くはこの広島市立大学の卒業生か現役学生です!
いわばこのイベントは横サスの弟妹作品の上映ということになります!
こちらもご注目ください!!
広島市立大学映画研究会のHP
http://w1.makko.biz/~eken/
根宇健役の香口隆徳です
親父オーデション受けて横川商店街の花屋「根宇フラワーショップ」の親父こと根宇健の役貰いました香口隆徳デス。
理緒ちゃんの親父の亀ちゃんの良き理解者役です。お好み屋の太丸・写真屋のトーマス・おもちゃ屋のミゲルの個性豊かな親父5人組の調整役・世話人的存在と言ったところ。
おいらたちはバス復元だけじゃなくて、バンドもやってる。ラストシーンで演奏するけどおいらはサックス吹きまくり状態!でも本当の趣味は尺八、暗譜は「北国の春」と「歩」くらい。
それよりも牛やからすの鳴き真似とか寅さんや鶴田浩二の人間のものまねの方が受けるかもね。生まれは豊平どんぐり村。今後ともみなさんよろしくね。
浦尾津麻子
理緒の母親であり、亀太の妻・浦尾津麻子役の吉崎和子と申します。
さて、映画に出演する経緯から申し上げます。
「吉崎さん映画に出て頂けませんか?」
かる〜い誘いに「私でいいの?」とかる〜返事をしたのがきっかけで「横川サスペンス」への出演が決まりました。
撮影が始まった途端、妥協を許さない監督のカメラが廻り続け、こんなノリで引き受けた事を反省と後悔をする間もないまま、長く短い1ヶ月が過ぎてしまいました。
人生は筋書きのないドラマと言いますが、こんな私が映画に出た事が、まさしく私の人生のシナリオに全くないものでした。
ラストシーンの可部では、出演者・スタッフの方々の頑張りに鳥肌の立つ感動と熱く燃えるものを感じました。
それにしても出演者の熱演に少しでも応えられるようにと・・・私なりに身体を張った?イヤイヤ「命」を張りました。
追伸:この映画は、少年の心を持つ大人達のロマンと、商店街を取り巻く人々の優しさと人情が溢れる映画です。
出演者の中に自分の姿を見出して頂ければ、幸いに存じます。
■前売券情報■
映画「横川サスペンス」前売券が横川シネマにて発売中です!!
前売券 1300円
当日券よりとってもお得です。
ぜひお早めにお買い求めください。
■前売券お問合せ■
横川シネマ!! TEL 082-231-1001
俳優 河村竜也です
唐丸チリ役の河村竜也です。
二月の終わりにクランクインしたこの映画が、クランクアップしたのは僕が25の歳になる前日のことでした。
25になった3月28日早朝、広島空港に向かいながらおよそ一ヵ月に及ぶロケ生活を想い、普通の映画づくりではありえないようなことをまた一つ体験したんだと僕は確信していました。
これだけたくさんの熱い気持ちを持った町の人たちとがむしゃらに映画創りに没頭したこと。
イメージを共有し続けたこと。クリエイティブであり続けたこと。
羽田空港に着くと、東京の空気を吸いながら僕はなぜか勝ち誇ったような気持ちになりました。
何に対して勝ったのかは分かりません。
それはよく分かりません。
そもそも何と戦っていたのかさえよく分かりません。
ただ、こぶしにグッと力が入った、その時に込めた力がロケから四か月以上過ぎた今でも自分をつき動かしているのは確かです。
リオとチリ
劇中シーンより。