第10回詩を詠む会REPORT  2004.9.17  @COVER

 
  山口裕子の唄と詩と口笛をミックスしたパフォーマンス
   

  コンドウサトミ(短歌部部長)       高原浩人(θproject)         久永佳緒里(短歌部)

        南澤克彦(SAX吹き)   


     第10回記念講演 出演詩人リスト

詩人であり、短歌部部長       コンドウサトミ
詩人であり、新妻歌人        久永佳緒里
詩人であり、歌うベーシスト     NODA
詩人であり、SAX奏者        南澤克彦
詩人であり、愛に生きる男      鍋谷朗美
詩人であり、COVER店長      豚
詩人であり、映像作家        谷口悠太
詩人であり、チューズデイ美術館  浅原裕貴
詩人であり、女子大生        山口裕子
詩人であり、映画監督        高原浩人
詩人であり、家庭科教師      久保さわこ
詩人であり、mejiriボーカル     水木智英
詩人であり、ドイツ留学前      福田恵
詩人であり、絵描き          はと

  

 第10回を記念して、終了後には、DJ水木とDJ豚によるダンスパーティーが行われました。
 詩人、非詩人入り乱れてのダンスフィーバーとなりました。
 DJ水木は自らのバンド「mejiri」の新譜からの選曲もあり、ラストは「出汐ブルース」 を
 DJブースから曲に合わせて歌い上げ、COVERは狂喜乱舞の大合唱となりました。

 画像はその模様ですが、踊り狂う詩人たちのスピードにカメラはついていけてません。

今回は第10回記念公演ということで、COVERに入場してくる詩人たちは皆、闘志をみなぎらせ、
ただならぬ表情でした。

短歌系詩人から始まった第1部は、三人目で今回の一人目の筆下ろし詩人の登場。彼、NODA氏は
インターネットの検索で、「詩を詠む会」を見つけて参戦してきてくれ、そのことに詩人一同大感激。
WEBってやってみるもんですね。ちなみに検索条件は「詩の朗読、アングラ」だそうです。

第2部は二人目で筆下ろし者の登場。映像作家の谷口悠太氏。彼はヘルマンヘッセの詩集を手に
エロゲームをテーマにした兄妹の詩を朗読。詩を詠む会初のR指定パフォーマンスでした。
ロストバージン詩人の家庭科教師、久保さわこ嬢は、フォークダンスへの熱い思いを語りました。

今回も多種多様でハイレヴェルなパフォーマンスの数々でしたが、私が気になったのは、最近
サルサのステップを学んだ南澤克彦氏の詩「俺、ナルシスト」や、会を重ねるごとに完成度の高くなる
山口裕子嬢の、歌と口笛と詩のパフォーマンス。ドイツ留学寸前に来てくれた福田恵嬢。です。

今回、DJ豚より、焚き火をかこんでの詩を詠む会「火を詠む会」の提案があり、今後、
COVERを飛び出しての展開も予想される一夜でした。